妄想鉄道研究所

寝台車両の車庫

JR西日本285系の出現に刺激されて妄想した交直流形寝台特急用電車の案です。12年も前のネタですが、これまで紹介する意欲機会が無く、その間に現実世界の寝台列車は激しく衰退してしまいました…。このまま死蔵させるのも勿体無いので、細々と公開させていただきます。名づけて585系寝台特急電車です。(2011.05.29記載、2015.10.11転載)

【更新履歴】

  • 2015.10.11…掲載サイトを移転しWiki化
  • 2011.06.25…サロネ585形を公開
  • 2011.06.17…クモロハネ584形を公開
  • 2011.06.10…サロハネ585形を公開
  • 2011.06.04…モハ585形を公開
  • 2011.06.02…サハネ585形を公開
  • 2011.05.29…クハネ585形、モロハネ585形を公開

1.基本的な考え方

 この585系は、JR西日本・JR東海285系をベースとして筆者なりのアレンジを加えた交直流形寝台特急用電車です。別にJR西日本が開発元となることを想定しているわけではなく、単なる仮称(コードネーム)だとお考えください。

 585系は動力的には1M2TのMT比を基本に、付随車を二階建て構造、電動車を平屋構造としています。寝台は全て個室とし、廉価に移動したい乗客層に対応して夜行仕様の座席車「レガート・シート」を編成中に連結(座席車抜きの編成にすることもできます)。走行に必須の電動車にサービス上必要となるシャワールームや男子用小トイレを備え、電動車以外の制御車・付随車を組み替えて、列車ごとに求められるサービス水準を確保します。

 編成は最短2両から組成でき、列車の性格に応じ必要な車種を組み合わせて編成を組むという使い方を想定しています。そもそも配置数が少なく車種を減らしてもコストダウンには繋がらないので、むしろ多車種化してきめ細かくサービスを提供できるようにする方針としました。

2.各車種の解説

(1)クハネ585形

寝台車両の車庫/TcdN(B1).gif
クハネ585

 B1個室「シングル」23室、車椅子対応洋式トイレ、男子用小トイレ、洗面台2箇所を備えた制御車です。平屋部にある1室が車椅子対応となっており、運転に必須の運転台とコンプライアンス上必須の車椅子対応設備を同じ車両に載せて、他に連結する車両が設備面で制約されないようにしています。

 この車両は反対向きにも連結可能で(この場合はクハネ584形となります)、本形式2両と後述のモロハネ285形1両があれば3両編成を組むことができます。

(2)サハネ585形

寝台車両の車庫/TdN(B1).gif
サハネ585

 B1個室「シングル」25室、男子用洋式トイレ・女子用洋式トイレ、洗面台2箇所を備えた付随車です。平屋部にある1室はクハネ585と同じ車椅子対応個室ですが、至近のトイレが車椅子対応ではないため、営業上はノーマルの個室と同じ取り扱いとなります。

(3)モロハネ585形

寝台車両の車庫/MN(A1B2).gif
モロハネ585

 A1個室「シングルDX」6室とB2個室「ツイン」3室、シャワールーム、洋式トイレ、男子用小トイレ、洗面台、車掌室2箇所を備えた電動車です。

 「シングルDX」は、「あけぼの」に連結されているシングルDXと同様の設備で、薄型テレビと折り畳み式洗面台を備え、補助ベッドを使用することでツインルームとしても使用できます。なお、隣の部屋と繋げる機能は省いています。「ツイン」はベッド2床のみを備え、補助ベッドはありません(補助ベッド用の寝具を用意しておくスペースが無いためです)。

 シャワールームは、車掌からシャワーカード(\300)を購入して使用できます(シングルDXは、アメニティセットにシャワーカードが含まれています)。お湯は一人当たり6分間使えます。

(4)モハ585形

寝台車両の車庫/M(LS).gif
モハ585
 定員26名の座席「レガート・シート」、ミニロビー、男子用小トイレ、洋式トイレ、洗面台、シャワールーム、車掌室を備えた電動車で、短編成の列車におけるサービスの中核となる車両です。

 レガート・シートはかつて「あかつき」「なは」に連結されていたものと同じく、3列シートをピッチ1100mmで配置し、それでいて普通車扱いという破格の仕様です。また、窓際のシートには個々にハットラック式の荷物棚を備え、中列のシートに対しては客室の出入口にロッカーを設けています。一人旅で座席車を使うときの最大の問題である荷物のセキュリティに配慮した結果です。

 客室以外の部分はモロハネ585と共通設計として設計コストを低減しています。ミニロビーは簡単な設計変更でレガート・シートの客室にすることも可能です(上図の下段)。

(5)サロハネ585形

寝台車両の車庫/TdN(A1B2).gif
サロハネ585

 A1個室「シングルDX」7室とB2個室「ツイン」3室、B4個室「カルテット」1室、洋式トイレ2箇所、男子用小トイレ、洗面台2箇所を備えた付随車です。リアル世界の285系のサロハネ285形に似た仕様の車両で、2階建構造の2階室に「シングルDX」、1階室に「ツイン」「カルテット」を設けています。なお、平屋部に「シングルDX」1室を設けていますが、この部分をシャワー室に変更したタイプもあります(200番台)。

 この車両のシングルDXはモロハネ585形より居住性が高いため、同じ列車にモロハネ585と共に連結することは推奨されず、より観光色の強い列車に連結することを想定しています。

(6)サロネ585形

寝台車両の車庫/TdN(A2).gif
サロネ585

 A2個室「ツインDX」10室、シャワールームを備えた付随車です。はっきり言えば「カシオペア」用のスロネE27形の二番煎じです。各室にトイレ・洗面台を設けており、食料を持ち込めば起点から終点まで引きこもれます。シャワールームはこの車両の乗客専用です。デッキに最も近い平屋構造の1室は、車椅子対応トイレを備えています。

 観光色の強い列車に連結することを想定して設定しました。

(7)クモロハネ584形

寝台車両の車庫/McN(A1LS).gif
クモロハネ584(クモハ584)

 定員23名の座席「レガート・シート」とA1個室「シングルDX」2室、洋式トイレ、男子用小トイレ、シャワールーム、洗面台1箇所を備えた制御電動車です。クハネ585形と連結して2両編成を組み、都市間需要を木目細かく拾うことを狙った車種です。しかし、形式称号が何とも言えないですね…。

 A1個室は、小需要の区間であってもハイグレードな個室の需要はあるだろう、と考えて2室だけ設けましたが、もちろん、全てレガート・シートにすることもできます。その場合はクモハ584形(定員32名)になります。



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