妄想鉄道研究所

富士山麓鉄道/車両と運用

1.特急列車

(1)使用編成

富士山麓鉄道/車両と運用/特急列車の編成.gif
特急列車の編成
特急A(富士11・12号) 東京(東海道線ホーム)~国府津~御殿場~富士吉田~富士宮 E259系6連
JR東日本大船車両センターのE259系で運転されます。伊豆方面の特急「マリンエクスプレス踊り子」のような、E259系の目的外使用列車の一つです。
特急B(富士21・22号) 静岡~富士~富士宮~富士吉田~御殿場 373系3連(多客期は6連)
JR東海静岡車両区の373系3連で運転されます。多客期には2編成併結して6連化されます。間合運用で富士山麓鉄道線内運転の快速にも充当されるため、両開き2扉デッキ無しという仕様が有効と言えます。
特急C(富士31・32号) 東京(中央線ホーム)~新宿~大月~富士吉田~御殿場 E257系6連
JR東日本豊田車両センター所属のE257系6連で運転されます。この編成は、富士山麓鉄道直通運転用として特急D・Eと共通で運用されます。
特急D(富士41・42号) 大宮~八王子~大月~河口湖~富士宮 E257系6連
特急Cと同様です。
特急E(富士51・52号) 甲府~大月~富士吉田~御殿場 E257系6連
特急C・Dと共通のE257系6連で運転されます。需要から考えると供給過多であり、「ふじかわ」として甲府にやってきたJR東海373系をJR東日本が借りて運転する発想もあったようですが、「車両のまた貸し」は経理上も面倒くさいことになるため今の形になりました。
特急F(成田エクスプレス61・62号) 成田空港~東京(総武地下)~新宿~大月~河口湖~富士宮 E259系6連
JR東日本大船車両センターのE259系6連を使用。外国人観光客のインバウンド需要に対応する目玉列車であり、他の特急と差別化するため「成田エクスプレス」を名乗っています。
特急G(富士周回特急71・72号) 373系3連(多客期6連)
朝の72号が三島→沼津→御殿場→富士吉田→富士宮→富士→沼津→三島、夕方の71号がその逆ルートです。三島駅での新幹線との連絡を主目的とする列車で、JR東海の373系3連(多客期には6連)で運転されます。

(2)編成の向きについて

所長室/0052/特急列車の編成の向きnew.gif
特急列車の編成の向き

 富士山麓鉄道に直通するJR特急列車の編成の向きを図示するとこのようになります。同じE259系を使用する特急A特急Eが、富士山麓鉄道線内では向きが揃わなくなっています。これは所属基地の大船車両センターにおける向きを統一するためですのでやむをえません。

2.普通列車

(1)2000系

富士山麓鉄道/車両と運用/富士登山鉄道2000系先頭.gif
2000系先頭

富士山麓鉄道/車両と運用/富士登山鉄道2000系.gif
2000系側面・車内

 2000系は富士山麓鉄道のかつての主力車種で、昭和50年代前半に登場。最盛期には計18編成が存在しました。平成24年度から後継車3000系への置き換えが始まっており、平成27年度末現在で残りは4編成。平日の通勤・通学時間帯に増発される列車に限定的に運用されており、これも平成28年度中の全廃が見込まれています。

 Mc+Mc'の2両固定編成で、事実上、国鉄165系を両開き2扉に焼き直しした車両です。先頭部は、前照灯を運転台上部に配置した独特のものとなっています。昨今の富士観光ブームで富士山麓鉄道の混雑は激しくなっており、2両編成・2扉ボックスシート・トイレ無しという仕様は旅客サービス上問題が多く、新型車への置き換えが急務と言えます。

(2)3000系電車

所長室/0042/3000系先頭.gif
3000系先頭

 平成24年度に登場した、普通用新型車両です。これまでの富士山麓鉄道の普通用車両の運用は、

  • A運用:大月~三島系統=定期6本+増発2本
  • B運用:大月~河口湖=定期3本
  • C運用:富士吉田~富士系統=定期4本+増発2本

 …このようになっており、下記のように5年間をかけて2000系を置き換えています。

  • 平成24年度 A運用の定期の半分3編成を置換
  • 平成25年度 A運用の定期の残り3編成を置換+予備1編成
  • 平成26年度 C運用の4編成を置換
  • 平成27年度 B運用の3編成を置換
  • 平成28年度 A・C運用の増発用4編成を1本減じて3編成で置換

 3000系は、2000系の問題点を解消すべく、3両編成化による輸送力増強、両先頭車の3扉化による収容力増大、中間車の2階建化・指定席の設定によるサービスの多様化、バリアフリートイレの装備など、大幅に改善されております。

 なお、3000系は本来はMc+Tcの2両編成で企画されていましたが、中間車が山梨県・静岡県から観光振興目的の補助金を受けて建造されることになったため、Mc+Tsd+Mc'の3両編成になった、という経緯があります。

1号車

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3000系1号車

2号車

所長室/0042/3000系2号車側面.gif
3000系2号車

 3000系を大きく特徴づける中間車です。二階建の二階部分は回転リクライニングシートを28席備えた指定席車で、天井が低く網棚を設けられない構造のため、荷物置場を設けています。一階部分はグループ客向けにボックスシート(追加料金なしで利用できます)を32席設けています。ボックスとボックスの間には、スーツケースを収納できるスペースを確保してあり、外国人観光客を強く意識した設計となっています。車端部は、収容力を重視したロングシートです。

3号車

所長室/0042/3000系3号車側面.gif
3000系3号車

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