妄想鉄道研究所

妄想・なにわ筋新線Version2

 「妄想・なにわ筋新線」については、当Wiki内ブログの「妄想・なにわ筋新線について」にて申し上げたとおり、新線区間については公式の情報がかなり得られるようになってきました。代表的なところでは以下が挙げられます。

 Version2ではこれらの資料を反映して、まだ明らかにされていないところに筆者の妄想を付け加えています。

【更新履歴】

  • 2021.05.05 公開

1.線路配線

妄想・なにわ筋新線Version2/なにわ筋新線V2.png
なにわ筋新線と関連する路線の線路配線(妄想・予想を含む)

(1)南海接続点

 Version1では、南海との接続点を南海線・高野線平等に直通できる構造と考えていましたが、やはりそういう配線にするスペースは無かったようで、公式の計画では地下の南海新難波(仮称)から高架に駆け上がったところで南海新今宮駅の南海線側に複線合流する配線となっています。

 では、高野線との直通はしないのか…? というと、それは考えにくいので、天下茶屋までの間に複線わたり線を構築するのではないでしょうか。ここは筆者の妄想です。

(2)南海新難波駅(仮称)

 高速道路の高架の基礎を避けて地下駅を建設するために北行・南行のホームを別の躯体に設ける形になります。また、当駅の北側には片わたり線が設けられるようです(それを示唆する断面図がある)。このわたり線は、ダイヤ乱れが発生したときに南海線方面への折返しを可能とするための設備と考えられます。

(3)西本町駅(仮称)

 島式1面2線で、その南側にJR・南海線両ルートの合流点があります。線路配線に関する資料が見つからないため、断面図から読み取るしかありませんが…どうやら南海線ルートがJRルートの両側から合流するようになるようです。【2021.05.06追記】南海ルートがJRルートの下になるように図版を修正しました。

(4)中之島駅(仮称)

 京阪関係者が熱望して止まない新駅ですね。地下空間の関係で当駅は上下2層となります(北行・南行がそれぞれどちらになるのかは図面からは読み取れませんが)。ホームは京阪中之島駅側に造られ、乗り換えに一定の配慮がなされるようです。

(5)大阪駅

 北梅田と呼ばれていた駅ですが、予想どおり、大阪駅の地下ホームという形で一体運営されることになりました。ところで、当駅はいわゆる「うめきた」再開発の事業で建設されているので、なにわ筋新線を接続するとなったら別途計画変更なりの面倒臭い行政手続きが必要になるのではないかと考えておりましたが…大阪市建設局の資料を見ると、当初からなにわ筋新線を接続する前提の計画となっていたようです。

 なお、線路配線は相変わらず資料を見つけられないので筆者の予想を示していますが…なにわ筋新線が開通すると貨物線ルートの通過本数は少なくなるはずですから、貨物列車の通過に特別な配慮をしない配線で十分なのではないかと考えられます。

(6)JR難波駅

 なにわ筋新線の列車は外側2線を使用し、内側2線で関西線の列車(この列車は↓の運転系統の妄想図には含めていません)を折返しさせます。

(7)中津信号場

 2021年5月現在では、なにわ筋新線に阪急が独自に建設する新線が乗り入れてくるという話自体が公式化されていない「妄想」となっております(関係者間での検討課題とはされています)ので、乗り入れ点となるこの設備も完全に筆者の妄想です。一応、信号設備的には独立した信号場としていますが、高コストな連動装置を削減する観点から、大阪地下駅の構内にするのかもしれません。

(8)十三駅

 阪急がなにわ筋新線に首を突っ込むことになった最大の理由は、当駅の施工方法に目途が立ったということがあるのでしょう。現在の駅の直下に地下駅として整備するものと思われます(淀川の下をトンネルで渡るとなると位置的に地下にしかなり得ない)。阪急の3つの本線から乗り換え一回で関空に行けるということで、利便性は大幅に向上します。

(9)阪急新大阪駅

 阪急が免許を保有し実際に用地も確保していた十三~新大阪~淡路間の新線のうち、新大阪~淡路間の免許は失効しているそうですので、当駅が確定的な終点となります。2面4線が想定されていたところ、1面2線分は新幹線の27番線ホーム建設に供用されており、残り1面2線分を活用することになるでしょう。ただし、公式には地下・地平・高架のいずれになるのかは明らかになっていません。

 今後、リニア中央新幹線の大阪側ターミナルができるとか、北陸新幹線のターミナルもできるとか、交通結節点として新大阪の重要性はますます増大してきます(筆者としては重要路線が集まりすぎで、逆にヤバいのではないかとも感じますが)ので、阪急がこの路線を建設したいと考えるのも当然と言えましょう。

2.運転系統

妄想・なにわ筋新線Version2/なにわ筋線の運転系統の妄想V2.png
なにわ筋新線と関連する路線の運転系統(妄想・予想しかない)

 運転系統については何も公式なアナウンスがありませんので、Version1と変わってはいません。ただし、Version1発表時は、南海の21m4扉車と17m車、JRの20m車3扉・4扉車…という車種の多さがホームドアの面で大きなネックになると考えておりました。しかし、その後のホームドアに関する技術の進展により、なにわ筋新線には開口部の位置と数を可変できるタイプを導入することになるそうで、コストは大きくとも「物理的に不可能」という状況は回避できるようになりました。これは朗報と言えます。

 筆者の妄想案の目玉は、やはりおおさか東線と一体化した環状運転です。そして、それを可能にするための平野駅構内の配線改良を↑の配線図に盛り込んであります。


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